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サイト内外をつなぎ、線の体験を実現する新しいマーケティングオートメーション、KARTE Message

プレイドが提供する新しいマーケティングオートメーション事業 「KARTE Message」の ”限定公開” 資料

1. 大きな可能性を持つMAマーケット

2020年の新型コロナウイルス感染拡大を発端に、購買行動のオンラインシフトが急速に進みました。それに伴い、大手企業を中心に、サイト上の顧客体験(CX)向上や新規事業の創出などを目指し、DMPやMAなどのデジタルマーケティングツールの活用が進んでいます。

また、国内企業におけるMA導入率は上場企業においても現状わずか11.3%。会社の規模に関わらずオンライン上での商取引が加速している現在、今後も多くの企業でのMA導入が予想されます。

国内企業のMA導入率

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Source: markezine

⚡ 現状MAマーケットにおけるプレイドのMAサービスの位置付け

ガートナーによると、現状のMAサービスは、BtoB向けのマーケティングオートメーションと、業界を問わないMMH(Multi Channel Hub )の2つのカテゴリが存在します。

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Source: Gartner July, 2021

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これからご紹介するプレイドのMAサービスは、どちらかというとMulti Channel Hub に属するパッケージとなっています。

国内のプレイヤーでは、ReproBdashSATORIと、海外プレイヤーではbrazeやSalesforce Marketing Cloud といったサービスと競合になるケースが多いサービスです。

2. 画一的なコミュニケーションに留まる現状のMAサービス

多くのプレイヤーが参入するMAですが、既存のサービスには大きな課題が存在します。

既存MAプレイヤーの多くは「メール配信」を自動化することをベースに進化したサービスを提供しています。そのため、「企業視点」のシナリオオートメーション、カスタマージャーニーを提供していると当社では考えています。

加えて、MAの黎明期から現在に至るまでデジタルによって消費者の生活は大きく多様に変化していますが、それを理解し捉えたツールはほとんどありません。数多の個性ある消費者にむけて、未だにテンプレート化されたメッセージが一斉に送られているのです。

また下記のような課題も存在しています。

  • 世界中で40億人がアドレスをもち、1日3,000億通のメールが飛び交っているが、そのうち45%以上がスパムである。そのため、受信側は大半のメールを見ていない。
  • 大量のアドレスリストに対する一斉配信のコストパフォーマンスが高いが故に、一斉送信以外の手段の検討が進まない。
  • 送り先の顔が見えないため、開封率やクリックでの効果検証のみにとどまり、本質的な改善が出来ていない。

3. プレイドの考える「顧客に合わせたコミュニケーションを実現するMA」

このようなMAマーケットの現状を変えるべく、プレイドはMAサービス「KARTE Message」を開発しました。

KARTE Messageは、メールの最適化から発生したパッケージではなく、オンサイトの顧客データの集約・活用を得意としたKARTEから派生したサービスです。

そのため、サイト内の1人1人の消費者の属性や購買行動、意思決定のきっかけなど、多様な行動データをリアルタイムに集計し、そのデータをサイト外のコミュニケーションに活かすことが可能です。

このKARTE Massageでは、今までのMAサービスがなし得ていない、大きく2つの施策を実現します。

 ☝🏻 サイトの内外問わず各顧客のためにカスタマイズしたコミュニケーションを実現

KARTE Messageは、サイト内で得られるユーザーデータを、サイト外のコミュニケーションに活用することが可能です。そのため、各顧客が求めるアクションをサイト外のタッチポイントにおいても実行することができます。

 ☝🏻 パーソナライズ配信のコスパを上げる

下記3つを実現し、パーソナライズ配信のコストパフォーマンスを高めます。

1)パーソナライズ配信の工数を下げる「省力化」

2)パーソナライズ配信の効果をユーザー軸で「可視化」

3)連続的なパーソナライズ体験の設計とその「自動化」

4. 現状のKARTE Messageとこれから目指す姿

⚡ Service

2022年11月にKARTE Message β版をリリースしました。

このリリース後、新規のお客様、KARTE契約済みのお客様からの引き合いが非常に多く、社内でも大きなうねりを生んでいます。

⚡ 現状カバーしている施策の範囲

現在のKARTE Messageは大きく3つの施策をカバーしています。

1️⃣ 全体・セグメント配信

単発・または定期的に実行するメルマガや、お知らせ等の配信施策

2️⃣  シナリオ・ステップ配信  

「マスターデータ」「購買データ」を基に設定したルールに基づいて、自動的・定期的に、分岐したメール配信

3️⃣ パーソナライズ配信  

メール本文内で、ユーザーに合わせた画像やテキストの動的な差し替え

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⚡ 3つの強み

  1. 集客から接客(サイト誘導からコンバージョン)まで。サイト内外の体験設計をワンプラットフォームで実現可能。
  2. 各顧客のリアクションをはじめとする行動データがリアルタイムに更新されるため、日々の施策策定や改善が可能。
  3. 直感的にわかりやすいUIによって、体験設計やパーソナライズ配信が簡単に設計可能。

⚡ 今後の開発ロードマップ

2022年11月にβ版をリリースしましたが、まだまだ実現したい体験、提供したい価値があります。

ユーザーが安心して利用できる配信基盤を整えるだけでなく、KARTEとの連携を含めた体験のアップデートを行い、日本だけではなく世界で戦えるプロダクトになるべく磨きをかけていきます。

そのなかで、現状検討しているKARTE Message開発想定は下記となっています。  

「サービスのあるべき姿とユーザーの課題解決」のバランスをとりながら、皆さんと一緒に何を作るべきか考えていきたいです。

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⚡ KARTE Messageを広げた、その先に目指す世界

さらに、KARTE Messageを広げることで、MAにおけるメール配信の新たな常識をつくることを目指しています。

 ☝🏻 MAにおけるメール配信を、無駄なメールを減らし、“あなた宛”に送れるように。 “私宛”で受け取れるように。

*詳細はこちらのnoteで公開しています。

https://note.com/s_tomisato/n/n75ea9f5943cc#8ad1a940-c793-4ea7-984a-4448d7f689ed

5. KARTE Messageの開発体制

KARTE Messageの開発に関する情報です。

アーキテクチャ

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技術スタック

Category
Technology Stack
Programming Language
Web Frontend HTML、CSS、Javascript(Typescript)、Vue.js(vue3) Backend ・Node.js(Typescript)  -FWはExpress ・Golang Data Pipline Java (Cloud Dataflow)
Infrastructure
• GCP • AWS • CircleCI
Monitoring
• Sentry • BugSnag
Database
• MongoDB • Redis • BigQuery • Cloud Spanner

チーム構成

エンジニアリングチーム 7名

  • プロダクトエンジニア 4名
  • デザインエンジニア 1名
  • カスタマーエンジニア 2名

(2022/12時点)

6. 開発文化

項目
Tags
開発スタイル
テストコードを書くことを重視している頻繁にコードレビューしている定期的にリファクタリングを実施する定期的に振り返りを行いプロセスを見直すバグトリアージに力を入れている開発環境改善に力を入れているドキュメント化に力を入れているモニタリングの整備に力を入れている
学習環境の整備
書籍購入制度があるクラウドの学習用アカウントが提供されているOSS活動やコミュニティ支援が推奨されているペアプロを実施する